
物流において、コスト削減やスピードなど改善のテーマは多岐にわたります。
そのうちの一つが、「環境問題」です。
フェデックスエクスプレスは、日産自動車の100%電気自動車e-NV200を集荷車両として日本国内で初めて導入しました。
今回導入されたのは、新砂営業所(江戸川区)の2台。
同社は世界中ですでに、ハイブリット車397台、電気自動車404台、天然ガス燃料車132台、水素燃料車40台を導入しており(2014年時点)、日本国内でもハイブリット車7台、天然ガス燃料車9台を導入するなど、環境への取り組みを掲げています。
同社が掲げる環境への取り組みは「フェデックス・アーススマート計画(FedEx EarthSmart)」と呼ばれており、そのうちの一つに2005年から2020年の間で30%の燃料効率改善を目標としています。
なんと、この目標数値、2014年の時点ですでに29.5%まで達成されているため、30%達成後はより高い目標を再設定するとのこと。素晴らしい限りです。
今回の電気自動車の導入も、その取り組みをより促進させるための一環なんですね。
これからはどんな業種においても、利益の追求だけでなく環境への配慮が不可欠となってまいりました。環境に配慮した物流は、これからどんな進化を遂げていくのでしょうか。