医療で活躍する超低温管理物流システム!

急性移植片対宿主病(急性GVHD)という名前を聞いたことがありますか?

 

造血幹細胞移植を受けた後発症する恐れのある重篤な感染症の一つで、移植を行ったドナーの白血球が、それを「他人」とみなし免疫反応を起こして自分の体を攻撃してしまうのです。

 

この現象の中でも移植後早期に起こるものが”急性移植片対宿主病”と呼ばれています。

こちらの治療が、物流の進歩でまた一歩進みそうです。

 

JCRフォーマとメディパルの両社は、2011年7月より、液体窒素を用いた超低温管理物流システムの開発を進めており、超低温保管・輸送カートSDDU(Speciality  Drig Distribution Unit)の開発に成功しています。

 

そして、このシステムを活用し、冒頭でも触れた急性移植片対宿主病(急性GVHD)の治療製品である「テムセルHS注」の配送すると発表しました!

これにより、マイナス150℃以下という非常に低い温度を10日間以上維持し、配送及び保管が可能になるため緊急時であっても、品質の良い製品を届けることができるというわけです。

 

物流システムの向上が、医療の現場の発展も支えているのですね。

今後も、このシステムが他の製品に応用される日も近いのではないでしょうか。