制震システム「TASSラック制震」とは

2011年に発生した東日本大震災では、自動ラック倉庫の積荷が落下するという被害が大変多く見られました。

 

それを受けて、大成建設は揺れを軽減するためラックの最上段に制震装置を設置する制震システム「TASSラック制震」を開発。

 

しかし、制震システムだけでは震度6以上の地震が発生した場合に煮崩れ落下を防ぐことが難しいという研究結果からその後も新システムの開発を続けていたそうです。

ラック柱脚根元の基盤部に粘性のダンバーがあり、それが地震エネルギーを吸収して揺れを軽減させています。

 

転がり支が前後左右に滑らかに転がり、それに水平バネが加わることにより非免震状態に比べで3分の1から半分程度に揺れを低減させることができるそうです。

 

また建物全体を免震化する場合に比べ、自動ラック倉庫だけを免震するため費用面でもかなり安く抑えることが可能ですね。


災害時には、物資の輸送問題などが多く発生します。でも、それ以前に物資が落下し荷崩れを起こしてしまっては輸送する物資自体にも影響が出てしまいます。

このような開発は、今後も地震国日本においてどんどん必要になりそうですね。