五重塔には最先端の技術が秘められていた!?

日本全国にある五重塔には当時の最先端の技術がいかに詰まっていたか、という本を読んだ事があります。

 

現在に至るまで、震災で倒壊した例がない(ほとんどが雷による火災。今は避雷針がついている)という事が示す通り、とても耐震性にすぐれているものだそうです。

 

その、優れた構造については未だ謎が多いようで、全容の解明に至っていません。昔の人、すごいですね。

 


一見すると不安定な見た目にも関わらず、内部空間を気にしなくていいので、構造に特化して建てられている、という強みもあるらしいのですが、それでも、真ん中の一番太い柱「心柱」に頼らない斬新な?構造というのが現代建築業界でも注目すべき点のようですよ。

 

 

物流の世界でも、震災時の事業継続性や安全性の向上のため、さまざまな工夫が試みられています。

 

つい先日、奥村組が、高層ラックを有する立体自動倉庫の制震技術を開発したと発表しました。

 

簡単に言うと、片脚は固定し、もう一方の脚に制震ユニットを付け、減衰機能によって揺れを低減する。最終的な実験の結果、約四分の一にまで低減させる事に成功したようです。

 

五重塔の柔らかな技術がここにも活かされていると感じます。

 

今昔の技術を総結集して、またいつ来るかわからない地震に備える事は大事 ですね。