ここ十数年でスマートフォンの普及は急速に広がり、インターネットの利用には携帯端末を利用する人がほとんどになってきています。
いつでもどこでも知人や家族とコミュニケーションが取れる今、ソーシャル・ネットワーキング・サービス-SNSの利用も同様に拡大しています。自社商品のターゲットに合わせたSNSの利用を考えていきましょう。

現在、日本で多くの人が利用しているSNSというと、Facebook、Twitter、Instagram、LINE、Google+などがあげられます。中でもSNSといえば、と聞いてすぐに出てくる3つのサービスについて違いを見てみましょう。
Facebookは実際に会ったことのある人とつながることが多く、本人の居住地域に近いエリアへの広告が効果的です。年代も他のSNSに比べて高めの人も利用しており、年代別やエリア別でターゲットを絞って広告を出すこともできるので、狙い撃ちがしやすいツールといえます。
Twitterは匿名で登録ができるので、その分他人とのつながりも気軽にすることができ、上手にフォロワーを増やせば一度の投稿で数万人に情報を送ることが可能です。無料で広く広告を出せるという強みがあります。Instagramはいわゆる「拡散」する機能がないため、地道に情報を発信していくしかないですが、ユーザーは自分が興味ある情報を自発的に探すため、エンゲージメント率は高くなります。
海外にも取引先がある場合、LinkedIn(リンクトイン)というビジネス専用のSNSもあります。
顧客向けの情報を発信する場合、自社の商品情報だけでなく、「身近」というキーワードを大切にし、業界にまつわる関連記事、商品開発についての情報、コメント機能を使ったやりとりなどを取り入れて、顧客との距離を縮めると効果的です。
ECサイトの運営をしていくにあたって、SNSを上手に使うのはもはや必須といえるでしょう。