物流業界とAI

私たちの生活にどんどん根付いてきているAIシステムですが、物流業界にも大きな動きをもたらそうとしています。

 

業界内で慢性化している人手不足と反比例して、顧客の受け取り方への希望は細かく増えていく一方です。これを解消するため、AIシステムを導入して作業量を減らすことが実現化してきています。


例えば身近なところでは、宅配時の受け取り手不在問題があります。配達時間の指定があっても様々な事情によりその時間に受け取れず、配達まで倍以上の時間がかかるというものです。この問題の解決のために開発されているのが無人配達システムです。

 

荷物を積んだ車が届け先まで走行し、事前に指定されたコードやナンバーを読み込ませることで受け取ることができるというものです。実験中の現在は人が運転していますが、自動運転での配送が最終目標とされています、時間変更の指定などもでき、深夜の受け取りも可能になるでしょう。

 

また、ネットショッピングが日常になってきていることから、発送を行う倉庫作業の業務過多も問題です。もちろんこちらもAIシステムの開発が進んでおり、商品のピッキング、梱包したボックスの配送エリア分けなどはすでに自動化が行われています。今後、検品作業や梱包作業も機械化が進んでいくでしょう。取り扱う商品、届ける顧客によっては、シンプルな機械化作業にすることにより配送コストを下げられるようになるかもしれません。

 

物流の自動化は、世界でも積極的に進められています。欧州では船便の無人運転も研究されているのです。まずは遠隔操作、最終的には自動運転が目標とされています。航行や運搬の安全性が守られ、実用化されれば、物流業界のみならず様々な分野に変化が起きて大きな発展につながるでしょう。