ECサイト運営をしていく中で、売上を伸ばしていくために注目したいのが、ECバックヤードの状態です。
ECサイトにおけるバックヤードとは、商品管理、受注管理、販促及び広告管理、サイトのアクセス管理など、管理システムで行うものが挙げられます。
言うまでもなく、ネットショップ商品をいかにアピールするかというのは、店の顔であり仮想店舗となるサイトの作り方・見せ方が肝になります。

消費者はひとつの商品を購入するのに多数のサイトを見比べられるので、使いやすく不安要素が少ないページであることが、一度訪れたリピーターも新規顧客も取りこぼさないポイントとなるのです。
バックヤードを見直すときには、どんなところを抑えたらよいでしょう。
- 新商品をサイトに登録・アップするまでの時間の短縮
- 商品を受注した後のスムーズな決済、迅速な発送
- 販売機会を逃さないようにするための在庫管理
- 顧客の興味を引くクーポン発行やメールマガジンなどの販売促進など
速さと正確さがサイトの信頼性につながります。商品数や受注数が増えると、出荷ミスやクレーム品などのロスも出てきます。これまでの管理方法にこだわらず、業務品質を上げていくことが必要です。
ネットショップ運営業務の半分以上はバックヤード業務となりますが、これらを手動で管理するのは非常に困難で非効率です。人手を少なく店舗運営をできるのがECサイトの利点でもありますので、手が届かない業務の分だけスタッフを増やしていくのは得策といえません。
利用しているシステムを理解して機能を使いこなすことが重要です。