物流業界で「シェア」を考える

個人が余している財産をみんなで共有しよう、という考え方から生まれた「シェアリング・エコノミー」。

 

必要なときに必要な分だけ使うという非常に効率的なシステムで、ルームシェアやカーシェアなど、個人対個人の中で広まった考えですが、このような考え方はビジネスの世界でも使われるようになってきています。


例えば物流業界では、倉庫の保有者が期間や占有スペースを区切って「貸し倉庫」として利用してもらうサービスや、或いはその貸し倉庫を斡旋する仲介サービスを提供する会社も出てきています。会社の取扱商品や配送量・希望配送スピードから、適切な運送業者を手配してくれる、配送のマッチングサービスなどもあります。

 

また外国では、日本と同じく宅配業務の負担増が問題になっていることから、時間給で個人に宅配業務を依頼する配達サービスなどもできています。これも、個人が余している自由な時間を、もっと配達サービスを提供したい法人が買い取ってシェアするという、シェアリングといえます。

弊社の発送代行サービスでも、在庫を弊社倉庫でお預かりするという商品一時保管を行っており、これもシェアリングサービスのひとつです。ECサイト運営にもいろいろなパターンがありますが、どんな場合においても必要のないリスクを追う事はありません。

 

場所や人手を提供できる側も、必要に応じて効率よく利用してくれる企業が多いほうが良い場合も往々にしてあるのです。これからの物流業界には、シェアリングシステムが拡がっていくと考えて良いでしょう。