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配送ドライバーによる配送時トラブルが起きたら

2019年11月20日

残念なことですが、ECサイト利用時に、配送スタッフによる被害を受けることがあります。日本でも商品の破損やスタッフの対応などのトラブルを耳にしますが、海外では違ったケースの問題も出ているようです。

利用しているのは大きなショッピングモール型ECサイト。しかし配達しているドライバーはそこに直接所属しているわけではなく、配送サービスのみの請負業者です。

とある利用者は「配送してもらうことで、商品の購入費用以上のお金がかかる」と嘆いています。配達ドライバーが庭にトラックを進入させ、前庭の芝生が20㎝以上の深さに沈んで広範囲がぐちゃぐちゃになってしまったというのです。

警察に被害届をだし、証拠の写真と共に購入サイトに連絡しましたが、ここに落とし穴がありました。請負業者を使う配送サービスでよる問題になることですが、保険はそれぞれのドライバーが個人的に加入するもので、サイト側は配送時におけるトラブルに直接の責任を負わないのです。ドライバーは自身の保険で対応するか、もしくは加入していなかった場合には責任が追及され、さらに大抵の場合契約時に保険加入を義務化されているはずですから、契約違反で解雇となります。このケースの場合は後者のパターンでしたが、明らかな証拠があったためサイト側が芝生の修理代を補償してくれることになりました。

どんなトラブルでも重要になるのは「証拠」です。商品の損傷というだけでなく、あなたの財産が破損された場合を考えて、監視カメラなどの取り付けは今後必要不可欠になるでしょう。あなたがカメラを設置していない場合でも、ご近所の家に設置されたカメラに行動が記録されているかもしれませんので周りの人にも尋ねてみましょう。最低でも、状況を発見したときには事後でも良いので写真や動画に収めておくと、その後に非常に役立ちます。

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