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セールについて考える③

2020年11月10日

セールを打ち出すことが、顧客の購買意欲をかきたてることはわかりました。では次にどんなセールで勝負に出れば良いのか考えてみましょう。あなたが取り扱っている商品の魅力は、価格なんか品質なのか、それが考えるべきポイントです。例えば価格競争の激しい一般的な商品を取り扱っているのなら、頻繁にセールを打ち出すやり方でもあなたのブランドが損なわれることはないでしょう。

 

セールをするということは、日々の販売競争の中で注目を集めて、顧客の足取りを素早く引き寄せることになります。この時、リピート客だけでなく新規顧客にもアピールできるのが大きな利点です。新たな顧客がリピート客になってくれることを考えると、1度のセールによって失われる利益は、たいした損にはならないどころか大きな価値ともいえます。また、安価で良品を提供してくれるというショップの信用向上に繋げることもできます。このような情報は口コミで広げることが強いので、「お客様の声」の獲得にも注力すべきです。

 

セールを行う欠点についても理解しておきましょう。割引率を高く設定してしまうと、その価格に顧客が慣れてしまう危険があります。顧客にそれを許すと、セールのときしか購入してくれなくなり、常にセールを行っている店という認識になってしまいます。顧客の緊迫感は失われ、ショップの信頼性もなくなってしまうでしょう。割引時期まで待てばいいや、という気持ちにさせてはいけません。最終的には商品を低下で販売することもできなくなってしまいます。

 

セールそのものはまったく悪いことではありませんが、間違った方向に進むと店の存続が危ぶまれます。割引キャンペーンを始めるときは、その先にどんな展開を求めるのか、アイデアを良く考えてから行うべきです。

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