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副業でもできるドロップシッピングとは?

2021年4月26日

ECサイト運営を始めるときに検討したいひとつの方法に、ドロップシッピングがあります。ドロップシッピングは、店舗が販売する商品の在庫を保持しない小売方法です。

 

商品の在庫管理と発送はサプライヤーが行い、販売業者は在庫を持たず、販路を見つける役割となります。

倉庫管理、商品発送、入出庫及び在庫管理といった人手が必要な実務作業を削減できるので、一人での運営も可能です。通常の小売業だと、注文数が3倍になると作業も3倍必要になりますが、ドロップシッピングを活用すると、追加の注文を処理するための作業のほとんどはサプライヤーが負担してくれます。

 

インターネット接続があればほぼどこからでも作業が可能ですから、多くのストアは在宅ビジネスとして運営されており、仕入先や顧客と簡単にコミュニケーションできる限り、ビジネス運営および管理ができます。

 

このように魅力的なドロップシッピングですが、何事にも良い面だけでなく欠点もあります。

まず利益率が低いことです。粗利益が低いことは、競争の激しいドロップシッピング業界で事業を行う上での最大の欠点です。

 

開始が非常に簡単で諸経費が非常に少ないため、多くの競合店は収益を増やすために、質の低いwebサイトを作り最安値で店を構えて商品を販売します。よくある一般的な商材で勝負しようとするとこういった手法をとれる業者に勝つのは困難ですが、ニッチな商材を選ぶことでライバルを減らし、この問題を軽減することも可能です。

 

また、管理が楽なはずの在庫に関しても、他の販売店と在庫を共有しているようなものですから、仕入れ元の在庫状況をリアルタイムに確認できるシステムがないと、すでに在庫の無いものを販売してしまう恐れがあります。

 

また、商品発送は仕入先それぞれからになるので、たとえば顧客が2つの商品を注文したとき、それが別々の仕入れ元だったら負担する配送料も2社分かかることになります。

購入元は1か所でも配送料金が2か所分かかることなどを顧客に理解してもらうなど、多少の複雑さが生じます。

 

また、顧客とのやりとりは運営側が行うので、サプライヤーと顧客間で起きたミスやエラーは運営側が責任を負い、謝罪しなければなりません。

 

メリットとデメリットを勘案し、導入を検討してみてください。

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